飲食業を経営されているA社長から、自社株の評価のご相談を頂きました。数年前に会社で買った都内の不動産価格が、ここ数年で大きく値上がりし、自社株の評価も高くなっていることが想定されました。

決算書の簿価で約5000万円の土地が路線価で見ても約1億円となっていました。近隣の売買実績を見ると時価では1.5億~2億となり、含み益だけでも相当な額となることが解りました。

自社株は基本的に売買しないので、事業承継で株を後継者に売る、あげるなどしない限り、自社株の評価をすることは頻繁にはありません。しかし、自社株も立派な財産ですので、個人の資産がどのくらいあるのかを知っておくことは価値があります。

特に自社株は分けると経営権の問題もあるため、自社株の価値とその他の財産の価値のバランスを知っておくことは、いずれ訪れる相続に対して、対応策を取る時間を確保できます。
また、仮に不動産を売却した場合の利益、税金の金額など予想し、売却のタイミングで何が出来るかも検討しました。

自社株の評価、その他の個人資産をリスト化することで、頭の整理がしやすくなったとお喜び頂けました。