飲食業を営むC社長から2店舗目の出店についてのご相談がありました。個人事業主から始めたお店を法人化し、「立地が良ければ2店舗目も」としばらく探していたところに、家賃は高いけれど立地はすごく良いという物件情報が来たとのことです。感覚的には行けると思うが実際に数字で計算するにはどうしたら良いかとのご相談でした。

銀行からの借り入れも検討していましたので、事業計画書の作成をお手伝いさせて頂くことになりました。C社長とは元々数年来のお付き合いがあり、大体のことは把握していたのですが、改めてなぜ創業をしようと考えたのか、将来的にはどういうお店、どういう会社にしたいのか、従業員さんたちへの想い、個人としての人生設計など色々なお話を聞かせて頂きました。もちろん、2店舗目の家賃や原価率、人件費などの詳細をお聞きし、収益予想を月ごと年ごとに試算し、銀行借り入れの返済計画も作成致しました。

元々2店舗目の展開を考え、社員の数に余裕を持たせていたので、人件費はそれほど上がらずに出店が出来、利益体質の会社になる予想となりました。C社長の感覚が数字でも明確になり、出店に対し不安が少なくなったとお喜び頂けました。

また、更なる効果として、2店舗目の出店を社員さんと話す中で、事業計画書を使い、成功のイメージを共有出来たこと、どんな想いで経営をしているかを伝えられたことが大きかったと喜んで頂けました。

出店後に新型コロナウィルスが発生し、予定していた収益にはなっていませんが、お店は閉鎖することなく、今でも元気に営業されています。
今後は3期比較表を継続的に作成し、経営課題を見つけ、改善するお手伝いをしていくことになりました。